盗賊会社

盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)

盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)

そういう時は消えてしまった内容とまったく関係のないことを書くのに限る。ついでに初めて「はまぞう」を使ってみる。


星新一は中学の頃から、暇つぶしに手当たり次第読んでいるけれど、僕への影響という面ではほとんどないという稀有な作家*1ですね。
これは決して否定しているのではなく、恐らくそれは誰もが漠然と思い浮かんでいそうだけれど言葉にしづらいテーマをサラリと主張しすぎることなくナチュラルな形で伝えることが出来ているってことです。


今回では「善意の集積」「あるエリートたち」あたりがやや印象に残った感じかな。サラリーマンが関係したショートショートが多かったので、笑うせぇるすまんを連想しました。


俺は本を読む際、長編→短編1~2冊→長編→…というスパンで読むことが多いのですが、今回は短編4冊ぐらい読んだので、そろそろ何か長編を読もうかなぁ…。アフターダークとか読みたいけど、文庫じゃないとどうも…。

*1:僕は結構影響を受けやすい方だと思っているので