アップデートが与えるかもしれない影響

今回のアップデートにより、ギルド戦(攻城戦)で勝つことに明確な目的が生まれました。それによって、「勝つ」ことを重視する風潮になる可能性があります。

現状のGvは大半がスキル自粛を採り入れていて、悪く言えば優等生的な雰囲気がデフォルトになっています。正直、ちょっと気持ち悪いぐらいに自粛して当然、ってなっちゃってると思うんですね。

自粛自粛、って言うのはいいけど、果たしてそのスキルの動作をちゃんと把握しきっている人はその中にどれだけいるんでしょう?明らかなバグやチートならともかく、RSでは強力すぎるスキルや対抗策がないスキルまでバグの範疇にいれてしまっている風潮があるような気がします。これが別ゲーだったら「強力なスキル大いに結構、ただしバグだけは簡便な」ってのが普通だと思うのですが*1、これに関してはRS特有のものでしょうね。*2

例えば花投げ。これに関しては修正完了のはずなのに、未だに大半のギルドが禁止・自粛を訴えています。アーチを打ち消すのが問題とされてるようですが、これはアンチスキルとして有りなんじゃないかなーって思ってます。これは知識職の視点から述べますが、完璧に抵抗揃えられたら知識範囲職ってそのGvじゃ完全に空気扱いになっちゃいますし、事前準備(つまり装備)の段階でそこまで対策されきってしまうことが可能であると、もはやどうしようもないわけです。
そこで登場するのが花投げ。花投げとアーチは相互に上書きする関係にあるようなので、花投げ役のプリは数秒おきに花投げをしなければいけません。つまりは、その間は足止め役も出来ないし無防備になるわけですね。そういうリスクを支払って、相手のアーチを打ち消す火力補助の役割も増えれば、プリのやりがいはかなり増えると思うのです。


また、ギルド石像という要素が今後追加されますが、それの効果は以下。したらばから抜粋です。

石像パーツ管理人
ギルド石像作成業務を担当
ギルド石像を作ると、今までで言うギルドスキルの様にギルド員全員のステータスやギルドの収容人員、副マスターの数などを増やせる。
ただ、これまでのギルドスキルと違い攻撃速度・移動速度UP、属性抵抗増加、属性抵抗低下フィールドでの属性低下値減少
ギルドホール内のNPCキャラクターが販売するアイテムの値下げ、ギルドホール内に居るエンチャント水晶販売NPCの扱う水晶の種類増加などの効果がある。

これで注目して欲しいのは、属性抵抗増加&フィールドでの低下量減少。つまり全体の魔法抵抗が底上げされるわけですねー。これはますます知識範囲職がいらない子になりそうな気がします*3。それを考えると、多少都合のいい見方かもしれませんが、開発は花投げによる魔法抵抗低下を前提としてバランシングしてるのではないか?とも思えるわけですね。*4

攻撃速度が増加することから、更にいわゆる「ラグ」パラを含めた物理攻撃には拍車がかかりますし、魔法抵抗を上げきった剣士やbisへの対抗策としての花投げというのは、かなり理に適っているんじゃないかなーって思うのですがいかがでしょうか。


別のゲームの話になりますが、私はAge Of EmpiresというRTSゲーをやっていたことがありました。そのゲームでは、騎馬がかなり強いのですが、騎馬のアンチユニットとして、槍兵がいるんですね。槍は他の兵士にはクソ弱いんですが、騎馬にだけは最強なんです。
また、RPGでは今や当然の概念となっていますが、例えば氷属性のモンスターがいたとしてアンチ(弱点)は炎ですよね。そんなわけで、アンチの存在は戦略に幅を持たせる意味ではかなり面白いと思うんですよねー。そんなわけで、bisのアンチユニットとしてのプリンセスを推したいと思ったわけです。


まぁそんなわけで、今回、攻城戦という「勝つ」ことが目的になるGvが追加されることによって、優等生的で右へ倣えになってしまっている「自粛」風潮に変化が訪れればいいな、と思っています。「勝つ」Gvでの影響が及んで「楽しむ」Gvにも変化が訪れるであろうことは容易に考えられますしね*5

*1:2chやしたらばであのスキル強すぎだろwww厨職乙wwwwwみたいな妬みカキコが出てくるのはおいといて

*2:他にRS特有のものとして、有る意味最大の癌な気がする「予約制」システムがありますね。まあこれに関してもまた別の機会に言及したいのですが

*3:まぁ刺青UM実装への布石とも見れますが、今のところデータすらないので、今回は考慮しません

*4:勿論それだけでとは思いませんが

*5:やるプレイヤーは一緒ですから