びり〜ぶ♪休止を受けて

http://re.cocolog-nifty.com/belieblog/2007/10/post_6e25.html

他鯖ではありますが、blog上で何度か交流のあったちびたさんがGMを務めるびり〜ぶ♪が休止するようです。
あくまで状況の打破を目指した前向きな休止のようなので、影ながら頑張って欲しいと思っております。

以下、休止文を読んで思ったことをつらつらと。
コメント欄に書けばいいんでしょうけど、長文すぎるのと、自分の考察もかなり混じっているので自重してこちらに。


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現状のギルド戦の様相を打破するために、ちびたさんが考えたのは大規模ギルド戦へのシフト
黄鯖の現状はよくわかりませんが、文中から察するにその流れは沈静化してしまっているようです。それを再び起こそうとするための休止なんだろうな、と私は読み取りました。


確かに、1つでも、トップランカークラスの大規模なギルドが登場すれば、それに対抗するために大規模ギルドを編成する流れが出来るかもしれません。逆に、ギルド戦申し込みに選ぶ余地が出来た現状から考えれば、対抗なんか考えずにGv総スカンを食らう可能性もあるわけですが…。


実際、今でも上位ランカーはGv先入れ待機しても相手が決まらず、お流れになるケースは多々あります。かといって、後入れすると、後入れされた側から「実力差を考えて欲しい」だとか「ハンデを付けろ」だとか苦情・非難が出ることすらあり、最悪ボイコットされてしまうので、とても難しいところです。



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大規模ギルド戦の難しさにもう1つ挙げられるのは、ギルドの維持です。


赤鯖でも、過去に何度か名門ギルドが休止・解散して、その残党の大半が別のギルドに吸収→肥大化という構図はありました。しかし、一時的に肥大したものの、脱退者・移籍者が続出し、結局元と同じ程度の規模に収まるケースがほとんどです。


原因は様々でしょうから、一概には言えません。むしろ、原因が様々なことが、大規模ギルドを安定して大規模のまま維持することの難しさを説明しているとも言えるでしょうね。常に4〜6PTを維持出来るようなギルドとなると、*1ギルドマスターの孤軍奮闘での安定はまず不可能でしょう。理解あるサポート役と、ある程度のカリスマが求められてくるのではないでしょうか?


都合3年以上ギルマスをしていますが、新人が入ってくるたびに「この人はうちに馴染んでくれるだろうか?定着してくれるだろうか?」という不安があります。ある程度は加入時に見極めが出来るのですが、それでも予想が外れることはありますし、その時は口では「そうか〜。また気が向いたら遊びにおいで^^」とか言ってますが、内心とっても残念がってますw そこらのギルドよりはうちは脱退・休止率が低いとは思っています*2が、それでもやっぱり残念ですね。


うちのようなさほど規模の大きくないギルドでもそうなのだから、大規模ギルドの運営・管理はどれだけ大変なのだろうか、想像もつきません。更に、それだけ体力のあるギルドでないといけない。メンバーが一枚岩でタフなギルドじゃないと、常に空中分解の可能性がつきまとってきます。「大規模ギルドで廃人が群れて俺TUEEEEEEEかよwwwwwww」みたいな掲示板での煽りも予想されますしね。*3


それだけ大変なことだ、ってのはちびたさん達も理解しての行動だと思いますし、それに敢えて挑戦しようというポジティブな気概は純粋に凄いと思います。冒頭に述べたとおり、こっそりと応援しております。





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私個人としては、大規模ギルド戦へのシフトには、理解はしてもやってみたいとは今は思いません。


それは、自分のギルド「日々浮沈」のスタンスにも関係してきますが、うちのギルドは一種の「ニッチ産業」的なターゲットを目的に方針が固まっているギルドだから、というのが大きな理由です。


「やりがいのあるGv・楽しいGvをしよう」というのはどのギルドも目標の1つとして少なからずあると思うのですが、うちもその例に漏れず、根底にあるものは同じものです。ただ、そのためには少なからず強くならねばならない(即死しない程度には)し、ある程度万全の準備も必要になってくる。それにはかなり資金がかかる。特に今の物資高騰のご時世ではそれは顕著です。*4
それを解決するための打開策としてのGv週末1回*5なわけです。

だから、うちのギルドは廃人率はかなり低いと思います。平日のログインは20時以降にならないと、1〜3人程度です。これはメンバーの大半が社会人なことからくるのですが…。*6 
そんなメンバー達でも、最高のポテンシャルを発揮して全力でGvに取り組んでいく。これがうちのギルドのスタンスですね。個の力じゃなく、全体の力で勝っていく。そんなギルドを目指しているので、連携についてはかなりうるさく言っちゃったりしてますが、個々の強さは平均程度。ランカーの中ではむしろ平均より下と言えるかもしれません。


そこには、「最高峰の戦いがしたい」だとか「RSの主流を改革しよう」だとかの考えはほとんどありません。こう言っては何ですが、自分たちのギルドが楽しめる満足のいく戦いが出来れば良い。周囲のギルドの大半が大規模ギルドになれば、別ですが、自分たちから変革しようとは思わない。
たまたま現在は、ギルド戦スレにて、一部ランカー下位にランクインしていますが、私個人としては、今のランクのあたりがちょうどいい。というのも、二部ランカーとでもある程度楽しめる強さかつ、一部ランカー相手でもそれなりに戦える程度の強さだから。
まぁ、このまま、ギルドが順調に成長して、上位ランクになることもあるかもしれませんが、それは、上を目指してのことと言うよりは、自分たちが自分たちの出来ることをマイペースで続けた結果でしょうし、それはそれで良いとは思ってます。そういう意味では、かなり長期的にスルメのようにRSを楽しんでいければいいとすら思っています。


そんなギルドだから、うちのギルドには一般に多いであろう、毎日のようにGvやりたい子やトップ志向の強い廃神様の加入希望がほとんどありません。 だから、世間的にあまり多くないであろう、Gv回数少なめ・でも1回に全力トライな考え方に共感してくれる人なら、LV制限などもせずに加入OKを出しています。おかげさまでギルドの空気をぶちこわすような変な子も入らずに、またーりと運営しておりまする。




まぁ、先述のとおり、そういう潮流になれば、「楽しめるGvをするために」積極的に規模を拡大していくこともありえますが、赤鯖の現状を見る限り、冥府さんみたいに少数精鋭(2PT以下)のギルドがトップランカーであるうちは、その流れはこないかなーとか思ってます。
狩場的な閉塞感を発端に「RS終焉の気配」と述べられていますが、個人的には、一度休止した時に「終わっていた」ものを惰性でやっている部分も否定出来ない(とはいえ、決してやる気がないわけじゃないし、ネガティブなわけでもありません。ただ、なんて言うのだろう。一度休止したことで、傾倒しすぎることないほどよいスタンスに調整出来たなーという感覚はあります)ので、それについてさほど危機感を持っていないから、こういうことが言えるのかもしれませんねー。


そんなわけで、しばらくは今のメンバーら+またーりと募集して加入してくれた新人さんたちとで、共にゆっくりと成長していく方針を維持することになりそうです。

*1:当然そんな経験はないので、私の想像になりますが。。。

*2:7〜8割はうちに半永住気味に定着してくれてます

*3:大昔のLLYCKとかそんな叩かれ方してた気がする

*4:ever_freeさんを始め、各所のブロガーがGv物資のNPC販売希望を叫んでますが、それが実現される可能性は低く、当面はこのままのぼったくり価格で安定するでしょう。

*5:3連休とかの時は2回することもありますが

*6:所属人数は30人↑にも関わらず